こんにちは、マサキッチンブログです。
今回は、アーユルヴェーダ・スパイスの考え方、食養生と薬膳の考えに基づいた、食事から自分の身体を整える知識を学びます。
アーユルヴェーダ・スパイスの資格についても紹介します。
現代の社会は、今までにない程複雑になり、身体や心のバランスを崩し、ストレスを抱える人が多いと言われています。
病気の根底にある心の問題や生活習慣など、その人をケアできる医療の必要性が叫ばれるようになりました。
そこで、【食養生】の知識が必要となってきます。
職養生とは、食物の性質や効能を活かし、食事を通して生命を養う事です。
薬膳・アーユルヴェーダ・スパイスの資格を取得取得講座食養生について
養生とは、病気になってから病後の身体を治すことだけではありません。
いつも健康であるために、自分の身体を自然に治す力を高めるのが、毎日の食事です。
病気には色々な原因がありますが、片寄った食事から起こっていることも多いのが現代の問題点。
自分の身体に合った食事をとって健康な身体を作ることが大切です。
薬膳について
薬膳とは、中医学理論の考えに基づいて、体質、体調、季節などを考慮して食材を選んで作る料理で、食養生の一つとなります。
正気を補い邪気を取り除くことを目的とし、病気の予防や治療、健康維持や増進に用いられます。
中国には「薬食同源」という言葉があり、薬と食べ物は本来、同一のものであるという意味。
古代中国の自然哲学「陰陽五行説」に加え、季節の食材と体調の関係、健康的なバランスの良い食生活は深い繋がりがあります。
薬食同源
「薬食同源」の考えとして「五味は五臓を養う」とし、食事が身体の健康維持に深い繋がりがあるとされています。
五味の過不足が、五臓に悪影響を及ぼすため、体質に合わせたバランスの良い食事が重要です。
中医学では、主に内臓のバランスを整えることで病気を治療しますが、症状の緩和である対症療法と、根本からの治療である原因療法があります。
薬での治療は主に対症療法で、身体を根本的に変えていく食養生は原因療法に属しています。
また、薬食同源として、漢方薬の治療効果を十分に発揮するためには、バランスの良い食事を摂ることが重要です。
原因療法に考えの重きを置くことで、そもそも病気にならない身体作りをしていく事が、最も人間の自然な無理のない生き方なのかもしれません。
アーユルヴェーダ・スパイスの講座
アーユルヴェーダの資格について、講座を紹介していきます。
この講座では、「薬膳」と「アーユルヴェーダの食事の智惠」を同時に学んで、五臓六腑の働きや季節に合わせた食材とスパイスを用いて体のバランスを整え、健康を維持する基本の考えを学んでいきます。
アーユルヴェーダ・スパイスについて
「アーユルヴェーダ」とは、約5000年前から現代に伝わるインド、スリランカの伝統医学で、「人生を健康で長生きする智慧」がまとめられています。
スパイスは食欲増進や消化力を高める働きがあるため、食事における消化力「アグニ」を重要視するアーユルヴェーダでは、昔から食事や薬に用いられています。
料理の香り付けや色はもちろん、スパイスが持つ殺菌、抗酸化、血行促進などの様々な効能、病気の予防や健康維持に役立つ日々の食生活への取り入れ方が基本の考え方です。
生活の中で、どのように資格を活かせるのか
食養生のひとつである「薬膳」や「アーユルヴェーダの食事の智慧」を知ることで、自分自身はもちろん、家族や身近な人の体質に合わせた食生活アドバイスができるようになります。
- 健康増進
- 病気の予防
- 免疫力を高める
- 不調の改善
- 体調管理
- 心の健康を保つ
病気をしない身体作りが人生を豊かにします。
アーユルヴェーダ・スパイスの資格
現代に必要な食養生の知識が学べます。
- 食物の性質や効能を生かし、食を通して生命を養う「食養生」について学びたい方
- 薬膳とアーユルヴェーダの基礎を同時に学び、より体系的な理解へと繋げたい方
- 体質、体調、季節などを考慮した食事を家族や周りの人に提供したい方
- 病院、福祉施設、学校、料理教室などで、健康や食に関わるお仕事をされている方