手始めとしてスパイスの歴史を紐解いていきましょう。
さらに「スパイスって葉なの?それとも種?」といった素朴な疑問もさっぱり解決していきます。
動乱の歴史を生んだスパイスとは?
スパイスの歴史を辿ると、古代メソポタミアからすでに存在したと言われています。
16世紀頃、大航海時代に突入すると、インドや東南アジアのスパイスが注目を浴びるようになりました。
これによりコショウやシナモンなど、限られた地域でしか取れないスパイスをめぐり、ヨーロッパ列強各国の間で”スパイス戦争”が勃発します。
同時に産地の植民地化を進めていきました。
その終息はフランスがスパイスの苗を持ち帰って大規模栽培を成功させたことによると言われています。
人々を戦争にまで駆り立てたスパイスではありますが、乾いた粉末でも、生の葉っぱでも、削った木の皮も、全てスパイスと呼ばれます。
材料や形は千差万別です。
スパイスの分類
いろいろな種類があるスパイスを、まずは『使用部位』という切り口でチェックしてみましょう!どんなものが原材料になっているかをみてみましょう。
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種
イエローマスタード•クミン•黒胡麻など


植物の種を用いたスパイス。
スパイスの種類によって、ホールのままで使うものも、挽いてから使うものもある。
実
ハバネロ•ブラックペッパーなど


果実を用いたもの。
フレッシュなもの、乾燥させたものどちらも特徴があり、料理によって使い分ける。
葉
カレーリーフ•パセリ•ローレルなど

植物の葉を使用する。
日本では一般的に感想させたものを使用するが、しそなどフレッシュのまま食べる場合も。
根
ガーリック•ジンジャー•ターメリックなど

樹木の皮や果物の皮を乾燥させたものなど、種や身や葉や根意外でもスパイスと呼ばれるものはある。
ほか
シナモン(樹皮)•陳皮(実の皮)•ヒング(樹液)など

よく知られたガーリックやジンジャーなどは植物の根っこ部分。
臭みを取ったり、下味に使ったりと活用する。
オーガニックスパイス
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まとめ
スパイスの歴史と分類についてわかりやすく解説しました。
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