こんにちは、マサキッチンブログです。
今回は、スパイスの本を多数読み漁り、スパイスの魅力を簡単にまとめました。

スパイス (水野仁輔さんの本から)
スパイスとは、植物のある部分を加工したものです。
摘んだままの生のものもあれば、乾燥させたり、焙煎して挽いたり、熟成させたり。
形態が変わるごとに香りや特徴が変わって、さまざまな表情を見せてくれます。
その結果があんなに美味しいカレーになるだなんて、本当に不思議なことです。
だからこそ魅力的なんだと思います。

スパイスには揮発性のエッセンシャルオイルという成分があって、加熱によって摘出されます。
その役割は、”香りづけ”、”色味づけ”、”辛味づけ”と3種類あると言われていますが、中でもスパイスカレーにとって最も大事なのは、香りです。
スパイスは万能の調香料です。
スパイスは味をつけるものではなく香りをつけるものです。
さまざまな料理の味わいを深めることができるスパイス。
スパイスというと刺激物という印象を持つ人がいるでしょう。
辛いとか苦いとか強い香りとか。。。。
でも、ハーブというとなんだか癒されそうな感じがします。
スパイスの中で、フレッシュな状態のものやイタリア料理などで使われそうなものがハーブと呼ばれていて、とにかくイメージがいいですよね。
本当は同じものなのに。
他にも薬味や野菜、漢方薬と呼ばれているものの中にもスパイスはあります。逆に言えば、それだけ多くの効果を期待できるアイテムなんです。

じゃあ具体的にどんな効果が想像できるでしょうか?
スパイスを使えば、その香りで肉でも野菜でも魚でもそのまま調理するよりも風味豊かに味わうことができるようになります。
調味料に頼らなくても味を整えることができます。
香りと辛味によって後を引く味、忘れられない味を生むことができます。スパイスには薬効や減塩効果があると言われていますから、健康への効果も期待できます。
こうしてみると、スパイスにはいいことしかないように思えてきませんか?
そう、本当にいいことしかないんです。
ただ、使い方を間違えたときやうまく使えなかったときだけは、当然、いい結果を生みません。
だからスパイスの魅力を存分に楽しむためには、知識を深め、実際に手に取って香りをかいでみて、料理に使ってみることをおすすめします。
特にスパイスカレーに欠かせないスパイスを紹介しますので、イメージを膨らませましょう。
スパイスの分類について
スパイスは一定の用途を持つものが集まってジャンルとして分類されることがあります。
また、そのスパイスの状態や加工形態によって分類されたりもします。


ジャンルによる分類
野菜 | 玉ねぎ、ガーリック、ジンジャー、セロリなど |
ハーブ | パセリ、タイム、オレガノ、ローズマリーなど |
薬味 | セリ、ミツバ、ミョウガ、シソ、アサツキなど |
辛味料 | クミン、コリアンダー、カルダモン、チリなど |
漢方薬 | ウコン、桂皮/シナモン、丁子/クローブなど |

形状による分類
フレッシュスパイス | |
ホール | オニオン、ジンジャー、ガーリック、グリーンチリ、カレーリーフ、レモングラス、カフェライム、セロリ、パセリなど |
ペースト | タイカレーペーストなど |
ミックス | ブーケガルニなど |
ドライスパイス | |
ホール | レッドチリ、クミン、コリアンダー、カルダモン、クローブ、シナモン、ベイリーフ、マスタード、フェンネル、フェヌグリーク、ペッパーなど |
パウダー | ターメリック、クミン、コリアンダー、カルダモン、フェヌグリーク、ペッパー、パプリカ、アサフェティダなど |
ミックス | パンチフォロン、ガラムマサラ、チャットマサラなど |

オーガニックスパイス
マサキッチンブログがスパイスカレーを作る際に購入している自然食品を取り扱うお店です。
素敵な考えを持った運営方針です。
ぜひ読んでみてください⬇︎

まとめ
今回は、スパイスの魅力について簡単に解説しました。
スパイスは主に”香りづけ”、”色味づけ”、”辛味づけ”ということがわかりましたね。
味付けでは無いのです。
それではまた。
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